週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」

古典を読もうと年に何度か思い立ち、読もうとする時に、古語が読みづらいというか読む素養が足りない為、どうしても現代語訳を探してしまう。

現代語訳と言っても、国語の授業で聞かされるような訳語にしただけのようなものもあるので、結局読む気を削がれることが多い。そういう意味では最後まで読むことができる文章で記述されていて、古典の授業での苦い思いがぶり返すことはなかった。

ただ、訳された話の内容に感動のようなものはなく、なぜ近松門左衛門がそれほど持ち上げられるような作家なのかは伝わらない内容。話の筋が単調で、心中に向かう理由が正直言って理解できない。何というか自分が知らない読む際に持っているべき背景、暗黙の理解がないからかもしれないが、その辺りの解説が不十分。

少なくとも私のように近松門左衛門を初めて読もうと思った人には、お勧めできない。角田光代が書いているようなので、そちらをチャレンジしてみようと思う。もしくは演劇とか浄瑠璃を見に行った方が良いのかもしれない。

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