☆☆☆☆ 佐藤優 文春新書 新書 立花隆 読了 ぼくらの頭脳の鍛え方 admin@yho75.com 2011.5.4 読了 立花隆と佐藤優の本の選び方をテーマとした対談と書評集。 知の巨人と知の怪物の対談というだけで面白そうと思ったのと、書評なので購入した本。立花隆が鈴木宗男に纏わる事件に対して色々踏み込んで聞くかと思えばそうでもなく、そういった面では期待はずれ。テーマに対して素直に対談していて、純粋に本や出版に関する状況についての対談を行っている。 書評としては、知の巨人と知の怪物らしい本のオンパレードで、面白く立花隆の以前の書評集との被りも少なく、その点では価値のある本。 SNSでシェア... 関連記事: 民族問題 佐藤優の集中講義 講義をテキストにおこしたもの。民族問題を学問的な視点から考察する。 「民族という定義は、比較的新しい概念」という考え方は、思い返せば比較的よく聞いた考え方。日本人という概念は明治維新以降に形成されたも… ... 週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」 古典を読もうと年に何度か思い立ち、読もうとする時に、古語が読みづらいというか読む素養が足りない為、どうしても現代語訳を探してしまう。 現代語訳と言っても、国語の授業で聞かされるような訳語にしただけのよ… ... 入門!論理学 佐藤優の書評にあったので、購入した本。 論理的思考の基本中の基本をやり直そうと思ったが、一度読んだだけではやはりそう簡単に身に付くものでもないことを改めて認識した残念な結果に。こういった本は何度も読み… ... 渋滞学 表題の通り、渋滞が発生するメカニズムについての本。学問のテーマとして斬新。 この本をなぜ購入したかはしっかりと覚えていないが、確か何かの書評から興味をもち、買ったんだと思う。買った後か買う前だったかは… ... ツキの法則 統計学の本を探している時に、『「社会調査」のウソ—リサーチ・リテラシーのすすめ』を読み、著者に興味を持ち、買った本。 大数の法則の原理原則を忘れないことというのが、この本の趣旨。様々な統計学的な裏付け… ...