打ちのめされるようなすごい本

母が図書館からハードカバーの本を借りていて、その時に書評集なんだと思ってたけど、何となく敬遠していたが、佐藤優の著作を読んでいる中でこの著者の名前が良く出てくることから、一度買ってみようと思い、買った本。

文章を書く事を仕事にしている人の読書量というのは、やっぱりすごいと改めて思わされた。立花隆の著作にもこの世の人とは思えない冊数の本を読んでいるのには驚いてはいたが、それは知の巨人ならではなのかと思っていた。

でもどうやらそうではないみたい。

文章はやっぱり読まないと書けないんだろう。

メールや企画書等で短文で分かりやすいことが求められ過ぎると、必然的に読む文章の量は少なくなる。そうすると文章の構成力は逓減していくのだろうか。

書評に記載されている本は、小説家のものらしくマニアックな物が非常に多く、この本から連鎖して読んだ本はあまりない。ただ書評自体は面白くて、すぐに読み終えられた。米原万里の著作自体は近いうちに読んでみようかと思って買おうと思いつつ、何となく女性向きの本が多そうなので、今のところ買ってない。

 

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