あまりしっかりと記憶はしていないが、東洋経済の書評を見て、買った本。
過去の脱税関連の事件に関するマネーロンダリングの手法について解説している本。そもそも脱税の効果は、多額の税金を支払わなければならないケースにしかなく、しがない一般人でしかない自分には書かれている内容を試しようがない。
ただこれでよく分かるのは、悪い事をしようとする人、もしくは騙そうとする人というのはやっぱりいるということ。社会のダークサイドについて認識を少しでも高めるという意味では良い本なのではないだろうか。
まだ通読出来ていないが「詐欺とペテンの大百科」という本の方が身近な悪知恵が多数記載されていてそういう面での効果は高いかもしれない。立花隆の書評(詐欺とペテンの大百科の書評)にも同様の事が述べられている。
星三つ。
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