☆☆☆☆☆☆ ノンフィクション 木村元彦 読了 集英社文庫 悪者見参 admin@yho75.com 2010.9.23 読了 「オシムの言葉」で有名な木村元彦の本。 オシムの言葉より前に書かれたルポで、ストイコビッチのファンというミーハーな理由で買った本だが、非常に内容が濃く一気に読めてしまった本。 旧ユーゴスラビアのルポタージュ。 もともと旧ユーゴスラビアのサッカー選手に興味を持っていたからという理由もあるが、ルポタージュとしても秀逸。 SNSでシェア... 関連記事: 「独裁者」との交渉術 ユーゴ紛争をテーマにしている木村元彦が、ユーゴ紛争の調停役だった明石康のインタビューを纏めたもの。 交渉術とお題がついているが、明石康の調停役としての回顧録。 会話形式で進み、非常に読みやすい。書籍で… ... フェルマーの最終定理 フェルマーの最終定理が解かれるまでの歴史のノンフィクション。 暗号解読が非常に面白かったので、著者の名前だけで購入。結果は大正解で、数学の歴史は、読んで見ると面白いと知った初めての本。 数学をテーマに… ... 暗号解読 暗号の歴史に関するノンフィクション。主にヨーロッパでの歴史になるが、詳細に暗号のロジックから解説されていて、面白い。 海外の書籍の翻訳物だが、翻訳者の能力が高く、読みやすい。上下巻あり非常に長いが、飽… ... 失敗学のすすめ ヒューマンエラーに悩まされている時に立花隆の書評集を見て、この本が紹介されていたので、騙されたと思って買ってみた本。 失敗の原因は、能力の欠如、性格に帰結されがちだ。しかし、それでは当時の根本的な問題… ... 外交敗戦 130億ドルは砂に消えた ウルトラダラーを一気に読み終えて、その面白さからこの著者の本を買い漁った(と言ってもそれほど著作が多い訳ではない)うちの一冊。 クウェート侵攻後の外交模様を綴った内容。 何かの境界線というか最前線とい… ...