勝間和代の本で紹介されていたので、購入してみた本。
投資系の入門書に類する本でよく見られるのが、確率論の発展史を解説する下り。それをどこかで読んだ事があればこの本を見るまでも無いかもしれない。
ある程度実績のある人というか嘘が無さそうな人が書く投資系の入門書には、大抵以下の事が触れられている
- フリーランチは無い
- 確率論の発展史の解説
フリーランチが無いという話が解説書に記載されているのはよく分かるが、確率論の発展史が良く載るのはなぜだろう。フリーランチが無い事の説明資料として確率論について触れなければならないのはよく分かるが、遠い昔の確率論の興りから説明しなくても良いのではないかと思う。
例として分かりやすい事象が出しやすいのだろうか。その辺りは良く疑問に思う。
内容としては、確率論の発展史を知らなければ一度読んでも良いかもしれないが、翻訳本にありがちな読み辛さはある。