☆ 中公文庫 宮城谷昌光 小説 読了 奇貨居くべし admin@yho75.com 2010.9.23 読了 全4冊。 中国戦国時代、秦による統一直前の時代の呂不韋の物語。 あまりストーリーに抑揚がなく、平凡な印象。また孟嘗君が絡んでくる辺りは、著者の好みが露骨に出ているストーリー。お薦めしません。 春風編、火雲編、黄河編、飛翔編 SNSでシェア... 関連記事: 項羽と劉邦 司馬遼太郎の作品の中でも最も好きな作品の一つ。もう司馬遼太郎の本でどれを一番最初に読んだかは忘れてしまったが、この本は相当初期に読んだ。 元々三国志に嵌まっていて、三国志で出てくる張良や簫何、韓信に興… ... 関ケ原 最近映画化されたが、読んだのははるか昔。 読んでいると、自信過剰な石田三成に対して、相当イラつく。 石田三成の物語であるといえば、そうだが、どちらかというと島左近の物語な気はする。ただ、島左近もそこま… ... 楽毅(1〜4) 戦国時代の名将、名宰相の列伝。 著者のここ最近読んだ作品の中では白眉の出来。孟嘗君好きの著者の好みが出過ぎている点は若干気にはなる(この作品に限った事ではなく、この時代を著者が書く際にはほぼ必ず孟嘗君… ... 香乱記(1〜4) 親父が買ってきたので、とりあえず読んでみた。 ここ最近読むこの著者の本があまり面白くなく、あまり期待していなかったが、すごく面白かった訳ではないが、最後までは読んでみようと思い、最後まで読み切った。 … ... チエちゃんと私 世界中に読者のいる日本人の著者の本を読もうと思い、村上春樹かよしもとばななのどちらかにしようと思って購入した本。確か、功名が辻の解説で永井路子が日本の文学の根底は、「あはれ」「をかし」の2系統あるとい… ...