☆☆☆☆☆☆ ノンフィクション 佐藤優 新潮文庫 読了 国家の罠 admin@yho75.com 2017.8.30 読了 佐藤優の出世作。国策捜査の語源、原典となった本。 当時の報道内容からはただの贈収賄としか分からなかった。その印象をずっと引き摺っていて、手を出さなかった。 手嶋龍一との対談集を読んで初めて手にとったところ時間を忘れて最後まで読破。 報道を安直に聞き流す危険性と健全な懐疑主義の必要性を痛感する。 この本と自壊する帝国は読むべき。 SNSでシェア... 関連記事: フェルマーの最終定理 フェルマーの最終定理が解かれるまでの歴史のノンフィクション。 暗号解読が非常に面白かったので、著者の名前だけで購入。結果は大正解で、数学の歴史は、読んで見ると面白いと知った初めての本。 数学をテーマに… ... 暗号解読 暗号の歴史に関するノンフィクション。主にヨーロッパでの歴史になるが、詳細に暗号のロジックから解説されていて、面白い。 海外の書籍の翻訳物だが、翻訳者の能力が高く、読みやすい。上下巻あり非常に長いが、飽… ... インテリジェンス人間論 文庫本で出ていたので、購入。宗教論等、著者の研究テーマっぽい話はそういう話が好きな人じゃないと読みづらい。プーチンやゴルバチョフ等の話の方が興味をそそられる。 ある程度、佐藤優の本を読んでいると、他の… ... 外交敗戦 130億ドルは砂に消えた ウルトラダラーを一気に読み終えて、その面白さからこの著者の本を買い漁った(と言ってもそれほど著作が多い訳ではない)うちの一冊。 クウェート侵攻後の外交模様を綴った内容。 何かの境界線というか最前線とい… ... インテリジェンス 武器なき戦争 インテリジェンス、というより外交についての本。 非常に面白く、また著者の知性の高さに感じ入る本。 これを読んでそれぞれの著者の本を数珠つなぎで買い始めた。特に佐藤優は、国家の罠、自壊する帝国が非常に面… ...