AI vs. 教科書が読めない子どもたち

一番最初は本のタイトルと同様の内容のYahooの記事から著者のことを知り、TEDのプレゼンやツィートを見て興味を持った。読解力が致命的にないという問題は経験的にとても大きな課題だと実感できる。非常に読みやすい文章で、苦も無く最後まで読み通せる。また安易な結論誘導もなく問題提起が主で、事実、結果に忠実な態度も好感が持てる。

学校を退学などをして、いわゆるドロップアウトしてきたフリーターが多くいる職場で仕事をしていた時期に出会いたかった本。当時もっとも困っていた問題、”一般的な知識が無い、軽視している”という問題に通じるものを感じる。当時は、興味、問題意識の有無という側面で考えていたが、そうではなく、そもそも本を読めなかった、理解できなかったと考え直すと、思い当たることが多い。

勉強なんて何の役にも立たないという安っぽい偏見に本気で依拠した人たちは世の中に多く、特にフリーターなどの間では支配的な考え方。そう思っている人たちには自省的な態度はあまり期待できず、自分自身は問題が無い、出来ていると強く思っている。

そういう人たちに対して、何よりもまず自分自身の現在地を知ってもらう点に非常に苦労した。簡単な話、「おまえは馬鹿だ」と聞こえてしまいかねない話をしなければならないので、感情的に拗れる可能性が高く、非常に難しい面があった。そういう点で、客観的に伝えることができそうなRST(リーディングスキルテスト)はよい基準となりそうで、ツールとして魅力的に感じる。

そうは言いつつ、自分自身の読解力に問題がある可能性も否定できない。受検できるなら、時間がある時にどこかでRSTを受けてみようと思う。問題があれば、実は自分が問題だったってこともある。その可能性は言下に否定したいが、ちゃんと裏付けは取りたい。

 

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