数的優位をきっちりと活かして2-1で勝利。初戦の序盤という最も波に乗るのに失敗するタイミングにコロンビアが痛恨のミスでPK獲得。コロンビア寄りの判定とFKの相手キッカーのアイディアと度胸で一時同点に追いつかれるも、後半から落ち着いて大迫の逆転ゴールで勝利。
スターティングラインナップは、香川が先発。本田のベンチスタートの情報はブラフと見ていたが、外れてしまった。山口に代わって柴崎、槙野に代わって昌子は順当、キーパー川島とボランチ長谷部は不安を感じるラインナップだった。両サイドの乾、原口も調子の良さそうなメンバーで問題なさそうだった。
ゲームは序盤開始3分に相手DFのパス回しの失敗を大迫が突いて、最後香川がシュート。これを相手DFが手を出して止めて一発レッド。PKをきっちり決めて先制を奪った。前半日本が輝いたのはここまでで、人数の少ないコロンビアに相当ボールを持たれる展開だった。シュートもファルカオに2本あと10cmで決められてしまいそうな展開を作られるなど、良いところがなかった。結局ゴール前で長谷部がファウルを取られてしまい、キンテロのアイディアと度胸に溢れるFKで、同点にされてしまう。
後半は仕切り直しが功を奏して縦への動きが活発化して、ゴール前まで展開できるようになった。大迫の動き出しが効果的でゴールした展開だけでなく、良い動きをしていた。柴崎も相手人数が少ないことからプレッシャーがほぼない状況だったので、縦への楔を打つパスを出せており、打って変わって日本が押す展開だった。
結果的に敵失とは言え、勝ち点3を奪えたのは相当大きい。勢いに乗れる展開を後半作れてその中で得点できていることも大きい。準備期間が極端に少なかった中で自信にできる。
不安要素は長谷部、川島。長谷部はどうもリズムが悪い。繋がりがここで途切れることが多かった。川島も大事には至らなかったが、判断ミスが見受けられた。あと柴崎も負傷交代なので、コンディションがどうなのか気になるところ。