互いに統率の効いた動きで牽制し合う展開だったが、コラロフの綺麗なFKでセルビアが逃げ切り勝ち。
前半は探り合いから少し中弛みした展開だったが、後半は積極性が出てきたセルビアが押す展開。ただ後半に入っても決定機と呼べるチャンスはそれほど多くなく、ペナルティエリア手前で弾き返される展開が多かった。その中でFKを確実に決めたセルビアが辛勝。
セルビアは個人の技術が高いというよりも統率の効いた動きの方が目立ったのは意外だった。おちょくるような楽しんでいるようなプレイは見られず、初戦の硬さが多少あったかもしれないが、ちょっと物足りない。
コスタリカは、堅守を絵に描いたような展開。ガチガチに5バックだが、縦には早いので全く攻める気がないわけでもなく、決定機も作れていた。ここまで徹底していれば、それはそれで一定の美しさみたいなものは感じる。