名古屋 – 湘南

0-2で敗戦。自滅で失点も痛いが、点数の気配があまりしなかった方が観戦していて苦痛。明らかに意識の齟齬を起こしているシーンが多い。選択肢が増え過ぎて迷っているというならまだ救いがあるが、一呼吸考えている間に詰められて選択肢を無くしている印象。

先行入場開始ギリギリの15時半に到着だが、予想通りの行列。前回の反省を活かしてバックスタンドなら座れると踏んで、敢えてこの時間。しかも今回は一部の屋台でネット注文できるので、そちらも待ち時間0。屋台のネット注文は嬉しいサービス、本採用して欲しい。

先発メンバーは結構入れ替えになっている。中盤の底はエドアルドネットとシミッチの組み合わせ。米本ベンチはちょっと残念。共存方法を探っている印象の先発メンバー。FWは長谷川がベンチでシャビエルでシャビエルの位置に和泉。前田も先発。ここは好不調の判断と思われる。

フィールドプレイヤー登場
今日のゴール裏も音圧出ている。負けが込んでいるし、気合い入っている。
選手入場

試合開始直後、湘南が攻めてきて、よく分からないうちにスルスルっとボールが抜けて失点。何が起きたかよく分からないうちに点を失う。その後も丸山の負傷退場やらファウルを取ってくれないやら、悪循環が続いて0-1で前半終了。

後半もボールは握る展開になるが、シュートが入らない。決定機はいくつかありビッグチャンスもあったが、ゴールが遠いといよりも遠ざけるようなプレイ選択が多かった。結局自陣ゴール前でミスから追加点を奪われ勝負あり。

審判のジャッジは全般的にファウルを取らない判定だった。名古屋側から見ると辛い判定で疑問も残る判定もあったが、湘南の方にもそういう判定があったので五分。スタイル的にガツガツ来る湘南に有利だったかもしれないし、審判に恵まれてないという怨嗟は周りから比較的聞こえてきていた。ただそういう面があるにせよこの程度ジャッジは問題にしないレベルで戦って欲しい。そもそもファウルすらさせないスタイルを目指しているはず。

シミッチとエドアルドネットはプレイスタイルが似すぎで、プレイテンポも似ていて、単調になりがち。たまに見せるキラーパスは両名プレイスピードが落ちやすく、同時起用はマイナスの方が大きいかもしれない。ジョーはマンマークをキッチリ付かれて本領発揮出来ず。和泉は周りと呼吸が合ってない、一番複数ポジションをこなしているのでこんがらがっているのかもしれない。前田は得意のコースにドリブルしているようで、ゴールするときよりも遠いコースを取っていたというか、取らされていた。

湘南にしてやられたというよりも自滅という言葉が正鵠を得ている。しっかりと見直せば立ち直れるはず。失点の仕方点数が入らない展開はここのところよく見られるパターンなので、何とかフィックスして欲しい。

太田の加入や柿谷の噂等、補強の動きもある。補強で何とか出来るならいいが、慣れるのに時間が掛かるサッカーをしているので今の状況だと混迷を深めてしまう要素になりかねない気がする。

太田のプレスキックも魅力だし期待はしているが、補強するならプラスキッカーを据えて欲しい。取れるかは別にして、中村俊輔は今の名古屋のミッシングピースではないかなと個人的には思っている。

試合後の名古屋ゴール裏
試合後の楽しそうな湘南サポーター
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