夏の移籍状況について思うこと(8/13時点)

8/13時点での移籍状況。今年の夏は結構動きが多い。

OUT

  • 菅原 -> AZ
  • 秋山 -> 磐田
  • 櫛引 ->大宮
  • 相馬 -> 鹿島
  • マテウス -> 横浜M
  • 小林 -> 大分
  • [未確定:報道]金井 -> 鳥栖

IN

  • 山田 <- 横浜M
  • 深堀 <- ヴィトーリアSC

今シーズン試合に出れていない状況を考えると、櫛引、小林、金井は試合に出れる可能性が高そうなので、残念ではあるが致し方ない。スポーツ選手としては当然試合には出たいだろうし、年齢とキャリアを考えれば試合に出れるところに行くのは当然の選択。秋山はまだ若いが、試合には出ているので、経験を積むことができている。菅原も海外チャレンジだし、試合にも出ている。

マテウスはポジション的に横浜は三好が控えになったりしている状況を考えると、結構競争が激しいはず。チームとしては似た戦略なので馴染みやすいかもしれないが、チャンスは名古屋と変わらない気がする。外国人枠の兼ね合いもあるのでチャンスが少なかったが、エドアルドネットが怪我で一時帰国のようなので、名古屋でもチャンスがあったのではないかと思う。

相馬も鹿島の流出状況を考えればチャンスは広がったと踏んで移籍したのではないかと思うが、名古屋でも試合には出ていたし、ちょっと勿体無い気がする。プレスキッカー不在で太田を獲得したが、そういう面を伸ばし、名古屋で存在感を出していくこともできたのではないだろうか。その方が武器を増やせた気がする。

総評

流出多寡になっていて、特に中盤の底、守備的MFの役割部分が米本、エドアルドネット等の怪我人も考えると、まだ手薄に感じる。山田を獲得して完全な人手不足は解消できそうだが、山田がどのくらいの存在感を見せられるかは未知数。名古屋のやり方は特殊な面があり、慣れるのに時間が必要と思われる。伊藤が一皮むけるチャンスでもあるが、あと1枚守備的MFが本職の選手を獲得したいところ。もしくはユースからの2種登録などでサプライズで、藤井に次ぐ選手がこのポジションで出現して欲しいところ。

アタッカー部分はまだ人材は豊富で、相馬の流出は残念だが、それなりに層の厚いところなので、それほど不安は感じない。補強は必要ないだろう。若い杉森や大垣の存在やレンタルバックの深堀で潜在能力としては申し分が無い。

追記

マテウス、金井、小林は早速先発出場。金井は決勝ゴールを決めている。相馬も途中出場ながら決勝ゴール。秋山、櫛引も先発出場していることもある様子。移籍した瞬間はモチベーションが高い状態ではあるが、存在感を見せている。隣の芝が青いだけなのかもしれないが、移籍した選手が活躍すると、嬉しい反面寂しさが込み上げてくる。

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