名古屋 – 長崎

綺麗にカウンターを決められ続けて3-4で敗戦。追いつこうとする気迫は終始感じられ、一時は逆転もしたが、悔しい負け方。

バックスタンドが売切れで初めて瑞穂のメインスタンドで観戦。指定席なので、慌てずゆっくりとスタジアムに向かったが、入り口付近は屋台もある為、結構な混雑。バックスタンド側はいつも入退場時だけ混み合うので、別世界の印象。イベントも開催されていたようなので、その影響もあったのかもしれない。

メインスタンド側入場口

好調を維持していることもあり、チケットは完売。メインスタンド側は屋根もあることからほぼ満席、バックスタンド側も雨が降っている割にはあまり席が空いておらず、18000人の入場だった模様。

試合はシャビエルに代わって児玉が先発。シャビエル不在は攻撃面ではそれほど大きく感じなかったが、前線でのチェイシングのプレッシャーが弱まっていた印象。序盤は相変わらずエンジンの掛かりが悪く受けに回っていた。安易なボールロストも散見され、先制点を奪われる。ただその後は持ち直し、相手陣に押し込む時間帯が増える。その中で前田のゴラッソで同点。いい流れのまま前半終了。

後半開始直後も良い流れからジョーが逆転のゴールを決め、勝てる雰囲気が出ていたが、先制点を奪われた形と同じようなやられ方で、同点弾、逆転弾を鈴木武蔵に決められてしまう。

逆転されてからも名古屋の攻勢は衰えず相手を押し込むシーンが多かったが、レフェリングが偏っていて中々ゴールを割れず、さらに追加点を奪われてしまう。結局1点返すことが出来たが、3-4で敗戦。レフェリングには憤りを感じるレベルで、スタジアム全体でレフェリーに対してのブーイングが終了後ずっと続いていた。

ただ、長崎のデザインされたショートカウンターで3発やられたのが、敗因。それから長崎も相当スカウティングしている印象。児玉もターゲットにされて持ち味が出せず前半で交代。

このところ勝ちが続いていたので、あまり目立たなかったが、やはり守備については脆さがある。攻撃で押し込む時間を作り、守備機会を減らすという方針で良いとは思うが、失点する時のあっさり感が気になる。鈴木武蔵のハットトリックはいずれもいつの間にかゴールされている感じで、 観戦していてあまり感情の起伏が起こらない変な印象の失点だった。少し嫌な予感がよぎる試合で、この後に影響でないことを祈る。

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