ユーゴ紛争をテーマにしている木村元彦が、ユーゴ紛争の調停役だった明石康のインタビューを纏めたもの。 交渉術とお題がついているが、明石康の調停役としての回顧録。 会話形式で進み、非常に読みやすい。書籍で…
さらに表示 「独裁者」との交渉術カテゴリー: 書評
読了した本の書評です。
読んだ直後のものだけではなく、過去に読んだ本についても書いています。
週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」
古典を読もうと年に何度か思い立ち、読もうとする時に、古語が読みづらいというか読む素養が足りない為、どうしても現代語訳を探してしまう。 現代語訳と言っても、国語の授業で聞かされるような訳語にしただけのよ…
さらに表示 週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」
東大ロボの新井紀子さんのTweetを見て、購入。名古屋のジュンク堂でも一時期特集で棚に並んでいた。 AI,ディープラーニングが何をしているのかを非常に分かりやすく説明している。ここ最近のAIの基本的な…
さらに表示 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」フェルマーの最終定理
フェルマーの最終定理が解かれるまでの歴史のノンフィクション。 暗号解読が非常に面白かったので、著者の名前だけで購入。結果は大正解で、数学の歴史は、読んで見ると面白いと知った初めての本。 数学をテーマに…
さらに表示 フェルマーの最終定理暗号解読
暗号の歴史に関するノンフィクション。主にヨーロッパでの歴史になるが、詳細に暗号のロジックから解説されていて、面白い。 海外の書籍の翻訳物だが、翻訳者の能力が高く、読みやすい。上下巻あり非常に長いが、飽…
さらに表示 暗号解読ハゲタカ
ドラマから入って原作を読み始めて、ハマったシリーズの第一作。 通勤中に読んでいたが、ハマりすぎて乗り過ごししそうに何度もなった程面白く一気に読めてしまう。 ドラマはドラマでキャストも良く面白いが、ドラ…
さらに表示 ハゲタカ項羽と劉邦
司馬遼太郎の作品の中でも最も好きな作品の一つ。もう司馬遼太郎の本でどれを一番最初に読んだかは忘れてしまったが、この本は相当初期に読んだ。 元々三国志に嵌まっていて、三国志で出てくる張良や簫何、韓信に興…
さらに表示 項羽と劉邦国家の罠
佐藤優の出世作。国策捜査の語源、原典となった本。 当時の報道内容からはただの贈収賄としか分からなかった。その印象をずっと引き摺っていて、手を出さなかった。 手嶋龍一との対談集を読んで初めて手にとったと…
さらに表示 国家の罠十面埋伏
米原万里の書評で、べた褒めだったので、購入しようと思ったが、出版社が倒産していて、購入不可。 図書館で探して、読了。 中国のよく言われる一面をすごい速さで一気に展開。書評通り、一気に読める。ただ、面白…
さらに表示 十面埋伏関ケ原
最近映画化されたが、読んだのははるか昔。 読んでいると、自信過剰な石田三成に対して、相当イラつく。 石田三成の物語であるといえば、そうだが、どちらかというと島左近の物語な気はする。ただ、島左近もそこま…
さらに表示 関ケ原部族虐殺
なぜこの著者の本を買ったか思い出せない。 この著者については、日本財団の記者会見(確かフジモリ元大統領関係のこと)で見て知ったが、それが切っ掛けで買ったのではない気がする。小説に飽きてい…
さらに表示 部族虐殺楽毅(1〜4)
戦国時代の名将、名宰相の列伝。 著者のここ最近読んだ作品の中では白眉の出来。孟嘗君好きの著者の好みが出過ぎている点は若干気にはなる(この作品に限った事ではなく、この時代を著者が書く際にはほぼ必ず孟嘗君…
さらに表示 楽毅(1〜4)